この有名な本の中にこの本を読んだほかのことはみんな忘れたとしてもぜったいに忘れないでほしいことが一つあるという【くだり】がある。それは、何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、2倍にも三倍にもなって返ってくるというものだ。
まったくその通りだと思った。ある日ある人から食事に行こうと誘われたから食事に付き合った。その人はお金がないわけではないがケチな人だったから先に食事代を二人分支払いを済ませておいた。
お店を出る時にありがとうと言われてその場を分かれた。
私は人間はだれでも(おたがいさま)と思ってそのような行動にでることはあると思う。しかしそのことが後から何倍にもなって返ってきた。ある社長が今度は私を食事に誘ってくれて全部支払って下さった。ご馳走してくれたのだ。最も次は自分が払ったけど。こんな小さなことが人生を変えるきっかけになる。小さなお金をケチったらもう次はないという事だ。人には親切にしなさいと言うことを肝に銘じてこの先を生きて行こうと思った。下心があってはいけない。