毎年スタンド式のカレンダーを知り合いの方から購入しています。
毎月のカレンダーにコメントが入っているのですがこのコメントに泣かされるのです。この方は難病で人生そう長くはない。私がこの方の尊敬するところは自分では自由に体を動かすことができないのですがいつも奥さんの事を思いやっていることです。
この方の言葉です。妻へ
「いつも僕が思うように絵を描かせてくれて病を忘れさせてくれてそばで静かにサポートしてくれる。」
私は、人はだれでも助けてくれる人に感謝はするのですが自分の体の事より奥さんを労わる気持ちに感動するのです。
私は5年前腰の手術をしたとき麻酔が切れて喉がからからで水を飲もうとした時看護師さんに叱られて飲めない(誤嚥性肺炎を防ぐため)からかみさんと看護師さんに当たり散らかした事を忘れられない。情けなくて恥ずかしい思いをしたことを今でも忘れられない。
しかしこの方はずっと病で横になっているのです。体を動かせないのです。だから絵も口に筆を咥えて描くのです。凄い人なんです。うまい絵を描くのです。辛いとか思う通りにならないとか言ったらバチが当たる思いです。世の中には色々障害をもって生まれて一生懸命生きておられます。
贅沢なことは言わず今この時を少しでもそんな方に寄り添えるよう生かされている命を大切にして頑張ろう。