いつか訪れるお別れはなるべく遠くの未来であってほしい
28歳で乳がんステージ4と告げられた人の言葉。
その後すぐ自分の口から1年半お付き合いしている26歳の彼氏に
癌の告知をした。私もう治らないんだよと彼氏に伝えた。二人で泣いた。彼女はこのまま彼をつなぎ留めてて良いのか迷った。
しかし彼氏から言われた言葉は思いがけない言葉だった。
結婚してくださいと。ふたりは結婚した。彼女は自分が死ぬことの怖さより彼を一人にする怖さがあったと言った。彼も彼女は寂しがり屋だから僕が先に死んだら大変だろうから僕が彼女を受け止めると。彼の父親も息子が彼女の病気が分かって逃げ出すような男でなくてよかったと言った。いいお父さんだ。この記事を読んで涙が止まらなかった。
筋ジストロフィーの夫(44歳)と結婚式
看護師の妻(40歳)
自分が好きになった人がたまたま筋ジストロフィーの人だったという事と言い切った。
人は誰でもいつか死ぬわけで突然亡くなる人をたくさん見てきた。
結婚って自分がこの人のことをどれだけ好きか大事にしているかを端的に周りに伝える手段だなと思う。それにどちらかが死んだ後も残るこの人と一緒に生きた証が欲しいという思いもあった。
この二組のご夫婦の生き様は感動に値する。
自分にはできないけど感激も感動もする。応援したいと心から思った。