宇部市の賃貸情報、中古住宅・土地の売買情報 - 不動産ホーム・ラン

株式会社不動産ホーム・ラン
賃貸アパート・マンション、中古住宅、土地

MENU

お知らせ

生きがいの一つ
2024/09/08

まず私は弁護士でも司法書士でもない
毎日、一つ良い事をすることが生きがいになった
良い事といってもそんな大そうなことではない
最近ある相談を受けた。
離婚をしたのだが住宅ローンが連帯債務になっているとのこと不動産の名義も共有名義になっている。そしてその共有名義者が所在不明とのこと今までの法律なら共有名義者の同意がなければ不動産は売却できないこの一点であった。
しかし令和5年4月より所在不明の共有者が持つ共有持分を取得できる制度が発足した。空き家対策の一環である。
もちろん裁判所に申し出ることで買い取ることができるようになった。買い取る金額は裁判所が決めて法務局に供託することで取得できる
民法251条2項が追記になった
なにも共有名義を解消することができるようになったからといって不動産を売却することはないと思う
もちろん金融機関に先に相談して共有名義の解消の同意を得て連帯債務はそのままで住宅ローンを払っていけば良いだけの話である。
不動産の名義人とローンの名義人は別物であるから。ローンを主債務者が払っていけるのであればなんの問題もない。つまり連帯債務の解消を債権者にお願いする必要はない。
不動産を強引に売ることだけが仕事ではないと思う。
どうしても支払いができないのであればその他にもいろいろ方法はある。先ずは銀行(債権者)に相談するところから始めればいい。
相談者は喜んでおられた。申立て書は裁判所にある。
自分ですればいいこと。離婚で苦しい事を乗り越えられるのであればそのくらいは自分で申立てして先の長い人生を乗り越えてもらいたいものだ。
そういう小さな親切が生きがいの一つになった。


ページトップへ戻る